子宮頸癌治療編〜手術の巻〜

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前回、子宮頸癌になり、その後円錐状切除手術をしたんやけども、結局ドクター曰く、やはり深部まで癌細胞が広がってるので子宮全摘手術を行いましょうと言う事になった…てとこまでのお話( ˙꒳˙ )ིྀ

で、ドクターに、「だから最初からぜんぶとってしまおうってゆーたやん( ・᷄ὢ・᷅ )」と文句を言いつつ、が、文句ついでに「じゃあ、しょーがないから次の開腹手術の時についでにちょっとお腹の脂肪もサービスで取ってくださいよ!」とゆーたけど軽やかに笑ってスルーされ( ・᷄ὢ・᷅ )←こんな顔をするしかなかったのですが、まぁでも文句を言ってもしょうがないので…シャーナイ

そして、円錐状切除の手術〜入院はうろ覚えで申し訳ないんですが3日程の入院だったと思います。そして、元々痛みに強かったり頑丈と言うこともあり、ほとんど体調的には支障が無かった記憶です。要はぐるっと切り取って膣内にガーゼを詰めて止血。

血が止まっていたら退院…とまぁそんな感じw

料金としても、ここも曖昧で本当に申し訳ないのですが、当時は3万円前後だったと記憶しています🤔

今(2021年)の相場としては、もちろん個人の症状の違いや経過後の処置の有無などなど、色々違いはアレど、平均的に4万から5万円程と、色各病院などのホームページを見る限りではそんな感じのようです。

ちなみに、入院費とは別に病院にいくまでの交通費や検査の時からのお金やら等も医療費控除として受けられるので、とにかく全てのレシートは取っておきましょう!(しかし基本的には領収書は提出する必要ありません!) あくまでもレシートは忘れないようにするための物です!

医療費の明細書を作成して添付するだけで大丈夫‼️

そして年末にまとめて申請しましょう!


ちなみに!医療費控除の対象となるものと、ならないものは下記の通りなので参考までにヽ(´▽`)/

  • 対象となるもの
    • ◆ 病気の治療等に必要となる費用
    • ◆ 薬代
    • ◆ 出産
    • ◆ 治療費
    • ◆ 入院費
    • ◆ 検査費
    • ◆ 一部の介護費用
    • ◆ 交通費(タクシー代は対象外)【新型コロナ関連】
    • 医師等に判断により受けたPCR検査費用
    • オンライン診療料
    • (所得税法73条2項、所得税法施行令207条1項)
    • オンラインシステム利用料
    • (所得税基本通達73-3参照)
    • 処方された医薬品の購入費用
      (所得税法73条2項、所得税法施行令207条1項2号)
      ※ただし、医薬品の配送料金は対象外
  • 対象とならないもの
    • ◆ 健康増進を目的としたビタミン剤の代金
    • ◆ 美容整形代
    • ◆ 自己都合で発生した差額ベッド代
    • ◆ 病院までマイカーで行った際のガソリン代
    • ◆ 駐車場代
    • ◆ タクシー代(公共交通機関が利用できない場合は除く)
    • ◆ 一部の介護費用【新型コロナ関連】
    • 新型コロナウィルス感染症を予防するための
    • マスク費用自己の判断により受けたPCR検査費用
    • (所得税法73条2項、所得税法施行令207条1項)
      ※ただし「陽性」であることが判明し、引き続き治療を行った場合には、その検査費用は対象になる
      (所得税基本通達73-4参照)

さて。

その後一旦退院して、再び日程調整をして再度病院に訪れるわけですが、この間はひと月ほどあったように思います。

もう、本当に何度も何度も病院に通いました( ・᷄ὢ・᷅ )いや、近かったらいいんですよ?

でもねぇ、悲しいかな離島なんですよwwww 船か飛行機で毎度毎度、通わんといかんのですけど、船でも当時片道4,000円ぐらい。しかも前乗りして、一泊して翌日病院。ほんでもう一泊してよく早朝船に乗って島に変えるとゆー( ・᷄ὢ・᷅ )

一回病院行くのに絶対2泊必要で、飛行機やと一泊で済むものの片道乗ってんの15分ぐらいやのに2万円ぐらいするんですよwwww

いやいやいや。時間は大事よ?わかってる。わかってるけどもwwww 滑走路走る飛ぶ高度あげるなんとなく高度下がるさらに高度下がる着陸。…ほんでニマン。いや。そーや。早いからこそニマンなんやろーよ。わかってるわかってる。それでも往復で4万はつらい!

と、ゆー事で格安の宿泊先を探し一泊2000円程度の所でしのぎましたw

さて、おおよそひと月後、周りの友人はもうミーが2度めの手術を行うってんで、詳しく知らない友人はまぁまぁ顔 がひきつっていましたねw

後々言ってたのが、死ぬんじゃないかと本当に思ってたと何人もの友人が言っとりましたw

そんな友人に見送られ再度入院のため病院へ。

一旦入院してしまうと食事もお酒も色々と制限があるので入院前夜はウキウキでビールとスーパーのお惣菜の豪華絢爛のお寿司を買ってモリモリ食べましたwそれから、入院に必要なスリッパやらコップやらそーゆーのを買いそろえて、その日は入院に備えました(ー̀ωー́ )

今回の入院は少々長くなる…とは言っても何ヶ月もかかるわけではないとはいえ、少しの荷物を持ち込んでの入院生活。

実は、今まで本当にずーーーーーーーっと休んで、上げ膳据え膳とゆーことがなかったのでずっと寝ていられるとゆー事が本当にめっちゃ嬉しくて読みたかった本を持ち込んだり、語学も勉強しようとノートやら持ち込んだりと、まさにウキウキ状態wwww

子宮がなくなるから女じゃなくなる…みたいな感じで凹む人もいるようですが、ソレはもう人それぞれの考え方次第とはいえ、現状を理解しつつ、そして事態を受け入れ、それ以上に考えすぎて、不安になったり悲しみに暮れたりする事は短い人生の中でその時間をミーは惜しいと思います。

起こってもいない事を不安に感じたり、まだ始まっていない出来事に恐怖したりする事にフォーカスする事は他の楽しいことや嬉しいことを見落とすことにもなりかねませんからねぇヽ(´▽`)

とはいえ人間は経験したことのない事には不安を必ずもつ生き物です。でも、やってみないとわからない。やる前から心配したり不安になるだけ時間の無駄だと思って割り切ることも大事だとミーは思うのです(〃ω〃)

で、入院当日から翌日にかけて検査したり、胃の中を流動食にして空っぽにしていったり、下剤を飲んだりと手術に向けての下準備的なことが行われていくんですが、その時看護師さんに言われて記憶に残った事があります。それは…

「サモアさん脈が遅いですね〜学生時代激しい運動されてました?」

と聞かれました。「え?すごい。なんでわかるんです?すごい。」 

とゆーと、看護師さんは、

「脈拍の遅い人は、大体若い時にすっごくはげしい運動…部活とかなんですけどそーゆーのされてるんですよね。プロのスポーツ選手なんかも脈拍遅いんですよ」

と、言われて「へーーーーーーーーーー」とめっちゃ驚いたんですよね。

確かによくよく考えたら、象もネズミも人間も大体おおよそ心臓が動く回数が決まっているってゆーのを随分前に聞いたことがあって。↓こーゆーふーに書かれてる本があるので、興味あればぜひw

(1992年に 東京工業大学理学部生物学教室教授の本川 達雄 先生が「ゾウの時間 ネズミの時間」という本を書かれました。この本を読むと「哺乳類はどの動物でも、一生の間に心臓は20億回打ち、ゾウは心拍数が少ないので寿命が長いが、ネズミは心拍数が多いので寿命が短い」というようなことが書かれています。)

例えば、仮に人間にもソレを当てはめた場合若い時に心拍数の回転率を爆上げしたとすると、年を重ねる事にその時の回数使いすぎたってんで、余命分なんとなく体が上手いこと脈拍ゆっくりしてチャラにしようと考えてるのかなぁなんて思いつつ体ってなんかすごいなぁとベッドの上で1人めっちゃ納得した記憶があります( ˙꒳˙ )ིྀ

あー話はそれましたけどもw すーーぐ話が逸れるのでホンマに読んでる人がもしいたら「どんだけ脱線したら気が済むねん!」ゆーて怒られる案件ですね(´>∀<`)ゝコリャマイッタ

さて、そんなこんなで血圧やらなんやらかんやら事前検査も済みまして、手術当日の午前中は下剤をとにかく飲まされ我慢に我慢を重ねトイレへ走る…この繰り返しを何度かやってお腹の中を空っぽにする事に。

前日の食事は、もうホンマこんな言い方絶対あかんのですけど、死にかけの老人か!ってゆーほどの完全流動食。もう色違いの液体が数個のお皿に分けて入ってるみたいなw

いやもう全部混ぜても味とかわからんてwwww

そもそもどろっとした色水飲んでるだけやん( ・᷄ὢ・᷅ )

と全力で突っ込む感じの食事やったので、そない下剤飲まされても出ないわよ…とおもてたけど、まぁコレがまーまー出たんですよねw

う◯こってすごいですね〜w

さ、下ネタも完了したところで…

その後…看護師さんが来て、「コレ履いてくださいね〜」と言って

手術用ソックスとゆーらしいです🤔

長ーい靴下を持ってきました。ハーイ…と言って履こうとしたもののこれがなかなか重労働wわっせわっせと少しづつ少しづつ引っ張り上げてしっかり履いた後は足全体がぐっと引き締められてめっちゃ気持ちいい。(☆∀☆)オオォ

靴下を履く理由を調べると、どうやら手術中にいわゆるエコノミー症候群のような症状を避けるためにあるとか。足を圧迫して血液を心臓に戻す手伝いをしてくれたり、血栓を防ぐ効果としてあるようです( ˙꒳˙ )フムフム…

あ。そーそー。手術の前日に元夫が息子を連れて病院にやって来ていたのですが…。来なくて良いとあれほど言ったのに…デス๛(ー́ωー̀ )まぁそれでも前日は息子と会えて、翌日の手術時間だけ伝えて、あとは映画でもゲーセンでもとにかく遊んでおいでと病室から追い出しましたw

そして、いよいよ手術前に息子と元旦那が来ました。

元旦那とはその当時から別れる気満々でしたので、ホンマに気分的には「何しに来てん( ¯ ⌳¯ )チッ」という感じだったんですがw(←いつでも誰にでも感謝の心を忘れてはいけませんねwww) 当時、次男坊は小学校の4年生ぐらいでしたが一緒に来てくれました。

大したことないから来なくていいとは言ったのですが、まぁ小さな離島から、時には都会めいた場所で遊びたいという思いもあったのでしょう( ˙꒳˙ )ིྀソレはソレでいい事かなぁとウンウン

そうこうしているうちに、息子に「じゃあちょっと行ってくるねー」と伝え、ムッスコは「がんばってねー!」と送り出してくれました。


さて。いよいよ手術開始ですが、

手術室には想像していたよりももっともっと細長いベッドとゆーか、台があって

『細っっっそ😳😳😳😳』

と思ったのが第一印象w

確かに手術中なんかに寝返り打つわけでもないねんし、両サイドに人が立って施術しやすいようにしなあかんから幅なんか要らんねんなー🤔とめっちゃ納得。

看護師さんが、3、4人作業する中そのほっそいベッドへw

慌ただしく作業してる看護師さん達に「この前ドクター先生に、ついでにお腹の肉削ってくださいよーってゆーたら華麗に笑って無視されましたよ〜かなんわぁwww」とかなんとかかんとかキャッキャ話してると1人の看護師さんが「あのぅ…サモアさんって…こーゆー手術何度か経験があるんですか?」と聞かれた。

「え???イヤ、初めてですよwそんな風に見えました?wwww」と答えると

「あ、いやそーじゃなくて、なんか凄い慣れてる感じしますよwwww通常、他の患者さんは、手術前はかなり不安そうにされていて言葉を発する事もあまりないんです」と言われてしまったw

「あ!すいません!うるさかったですか?しゃべり倒してますもんねwwww コレやから関西人はwwww」と寝たまま焦るものの「いえいえ全然!そーゆーことではなくて、なんか凄いなぁと思ってw」

コレは…褒められてるのかどーなのかホンマにわからんやつやなぁと思っていると、麻酔科医の女医さんが入ってきた。

前回の素敵な女医さんである!

「おお!ステキ女医さんではないですか!お久しぶりです!また会えて嬉しいです!今日は白衣がちょっとピンクでなんか色っぽいですよ〜前回より♡」と、またもや寝たまま褒めるw

↑さっきの看護師さんに言われためっちゃ喋るやん問題は何処へw

「サモアさーーんお久しぶりです!今日もよろしくお願いします♡ いや〜そんな色っぽいとか嬉しくなるじゃないですか♡今度からずっとこの色の白衣にしようかなぁ♡」

などと手術室で、何やらみんなで和気あいあいと時間は過ぎ…ドクター数名が入ってきて「サモアさん。今日はよろしくお願いしますねー。今日はほにゃららほにゃらら…」と説明を受けて、いよいよ麻酔の時間です。

今回は全身麻酔なので、前回のようにボンヤリしてる間に終わってる…のではなくガッツリ麻酔。

がっつり全身麻酔は初めてなので、記憶に留めておこうとめっちゃテンション爆上げで挑みました( ✧Д✧)

まず最初は点滴の針を指し、何かの注射を手にした記憶🤔 うーん、イヤこのタイミングではなかったかな?🤔色っぽい麻酔の先生が「ちょっとづつぼんやりしてくると思いますけどねー」とか言いつつ、その時はまだ普通。

ちょっと横になって背中を丸める感じで…あ。はい。そーですそーです。…と言われて、脊髄あたりに注射をする為の麻酔などもかけていく。痺れるような液体を塗られて注射打ってその後脊髄にぶっ刺す…そんな何段階かあったと思います。

ホンマに少しづつ段階を踏んで麻酔をかけられていったイメージでしたねー。

ソレでも、どのタイミングで麻酔が効くのかとめっちゃ興味があったから、自分で出来る限り意識をはっきりさせておこうと目を爛々とさせていたw

色っぽい先生と話をしながら、「サモアさん、ちょっと今からぼんやりしますからね〜」と言われて、「ほーい…(あーほんまやーすごーい)」

ソレでもまだ意識は全然あるけど、なんか気持ちいい気分。

その後「サモアさん。じゃあこのお薬を入れた後に完全に麻酔がかかりますからね。頑張りましょうね〜」と言われたことはおぼえている。

その後ものの見事にスパーーーーーーーんと落ちていったwwww全く記憶がない。いやーーーーー本当に麻酔って凄い‼️

そこ色っぽい麻酔科医の先生のセリフを皮切りに、次に目を覚ましたのは術後やったんやけど、

目を覚ました。

というよりも、物凄い勢いで起こされた wwwwそんな印象。

手術が終わってすぐ後、まだ酸素マスクもつけた状態で「サモアさん!サモアさん!!!!!」そして肩をめっちゃ揺さぶられるようなイメージwwww

母親に中学時代などに

「ちょっと!早く起きなさーーーーーーい‼︎」

と叩き起こされるようなそんな感じで起こされるw

かろうじて目が開いたら「サモアさん終わりましたよ〜」という声だけ聞いて、めっっっっちゃ眠くて再び爆睡。

その後どの程度経ったのか、目が覚めたら腕にチューブがいっぱい繋がっていて、機械が周りにたくさんあって、ソレを見た時に「なるほど臓器を取るってまーまー大変なことなんやなー」と朦朧とした意識の中で考えた。

そして、息子と元旦那が部屋に入ってきて息子が何やら私の手のところに置きつつ、なんか話しつつやったけど、ミーはまだチューブに繋がれまくって朦朧としつつ「えーよえーよ大丈夫やからどっか遊びに行っといで」と促した。

こーゆー弱ってる姿を見られるのがとにかく苦手なのである。ホンマにイヤ。なので、こーゆー場合は出来るだけ1人で居たいのが本音なのである(ー̀ωー́ )

さぁ、実は手術が終わった後が問題!

おそらく腹腔鏡手術でも開腹手術であっても術後の痛み止めを処方される。

術後は必ず点滴による痛み止めだと思うのだが、結論を先にゆーとミーはこの痛み止めが体に合わなかったのだ:(;゙゚’ω゚’):

手術後〜退院までは③にて…そんなにひきのばすことなんやろか( -᷄ ᴗ -᷅ )

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