子宮頸癌治療編〜入院の巻〜

前回、子宮を全部切除して摘出する開腹手術を受けるまでを書いていきました。

今回は入院中の事について書いていこうと思いますが…

その前に。。。

皆さんは保険に入っていらっしゃいますか?

突然の病気になっても、毎月2万も3万も払って保険に入っている人は逆に病気になってラッキーとなるかもしれませんねw←怒られるやつw

時々入院してめっちゃ儲かった!ってゆー人もいてますもんねw

日本人は世界一保険が大好きとも言われていますが、そもそも保険に入っていないと莫大な医療費を払わないといけないのかというと、実はそうではありません。

私も当時は元夫が転職を繰り返し仕事が続かない。ゆえに給料も途切れ途切れ๛(ー́ωー̀ )

そのくせに、タバコもビールも絶対必要。そんなもんだからまさに極貧の中での癌発覚だったので正直、当時は「お金がかかるからもうこのままで治療しなくてもいい」とまで思っていました。

でも、日本の健康保険の制度はとても優れているので、お金がない!と言う人も(ちなみに生活保護の人は医療費も税金も全てタダなので除きますね)しっかり申請して制度を利用してくださいね

高額療養費(高額な医療費が後から戻ってくる)は高額な医療費になったとしてもまず一旦、自分の財布から支払いをしなければなりません。

しかし、そのお金すらない!と言う場合に使って欲しいのは(私も利用しました)

限度額適用認定を利用しましょう‼︎


限度額適用認定とは…

医療機関等の窓口でのお支払いが高額な負担となった場合は、
あとから申請いただくことにより自己負担限度額を超えた額が払い戻される「高額療養費制度」があります。
しかし、あとから払い戻されるとはいえ、一時的な支払いは大きな負担になります。
「限度額適用認定証」を保険証と併せて医療機関等の窓口に提示すると、
1ヵ月 (1日から月末まで)の窓口でのお支払いが自己負担限度額までとなります。

事前に申請して交付を受けてから治療する方法

コレはもう、診察の段階から大掛かりな手術になりそうだな。でも手術代金が幾らになるか怖い。高額医療費である程度返金されるとはいえ、一旦支払う金額が用意できない…

など、心配のある方に利用して欲しいのが

限度額適用認定なのです!

限度額適用認定と高額療養費制度の違いは

簡単に言うと、高額療養費制度はまとまった金額を自腹で一旦払って、それからお金が返ってくる方法。

限度額適用認定は最初から払える分の自己負担分を支払うと言う事です。

気をつけて欲しいのは…

1ヶ月。つまり1日から月末までの窓口での支払いが自己負担限度額までという事です。

なので、2ヶ月3ヶ月に渡っての治療となると毎月事に申請が必要となります。


限度額認定を受けたい場合は、国民健康保険の場合は各役所に申請します。

社会保険はこの赤枠の所に書類を提出します

社会保険の場合は、保険証の下のほうにかいてあるとおもうんですが、該当する制度の組合に「健康保険限度額適用認定申請書」という必要書類を提出する必要があります。 提出方法には、各保険組合の担当窓口に持参する方法と郵送する方法の2種類あります。 また、申請代行者欄が用意されており、代行申請が可能です。

とにかく、自分だけでなく、家族が入院することになったとしても、すぐに申請するようにしましょうね!

下記リンク(全国健康保険協会)から社会保険に加入の方は限度額適用認定申請書をダウンロードできるようになっているので是非、参考にして下さい。

健康保険限度額適用認定申請書 | 申請書 | 全国健康保険協会

さてさて…。

前回手術が終わって、目が覚めた時には身体中にチューブが繋がれてた…という話でしたが、その後しっかり麻酔から目覚めるまではICU程大袈裟では無いですが個室の別室で処置を受けました。

その時はどれくらい時間が経ったのかも分からず、ただただぼーーーーっとしていました。

一度その部屋にムッスコと元旦那がきて、ムッスコが自分で描いたアニメのキャラクターとお母さんがんばってねという手紙をそっと手元に置いていってくれました♡

ま、ぶっちゃけそこまではいいのです。ええ。

術後だものね。そーね。こんな感じなのよね〜。と思いつつ、けど麻酔がまだまだ効いてるらしくとにかくめっっっっちゃ寝れるんですよ( ✧Д✧)

そして何が幸せかってね…

「嗚呼…あかん…やっぱり眠い……( ˘ω˘ ) スヤァ…」

なんと!こんな幸せがずっと何度でも続けられるんですよ!なんて気持ちいいの!!!.。.:*・'(*°∇°*)’・*:.。.

二度寝が永遠に(永遠では無いけどもw)できるというこの幸せ♡♡♡

これを機にミーは本当に全身麻酔の虜になりました(//∇//)でもこの時以来、全身麻酔をすることもないんですけどね(´>∀<`)ゝ

その後おそらく丸一日くらいその個室に居ましたが、その後は自分の病室に戻ってくることに。

その頃には目もしっかり覚めていました。そんで血圧やら体温を数時間おきに測ることは続いていて術後経過と回復具合なんかを見つつ……

当初は熱もなくひたすら点滴される感じやったんですけども…それこそずっと点滴でした。その後…確か…痛み止めの種類を変えた時がありましてね…

手術前に脊髄に直接ぶっ刺されている針は実はまだ繋がっておりましてw

痛み止めというか麻酔ですね、お腹を切ってるわけなので麻酔をかけ続けるわけですが、その麻酔は首からペンダントのようにかけるタイプの痛み止めでした。まだその頃トイレにもいけず、看護士さんが来てくれてましたね〜そーそー。

で、その痛み止めを変えたあたりから体調が「ん???」となってきました。

まずは熱が出始めて、とにかくめっちゃだるくてしんどいのです。いやコレ術後の方が100倍元気やったけど:(;゙゚’ω゚’):状態です。

その頃になると熱はで始めたけど傷口はずいぶん良くなってきてるらしく、もうそうなったら病院的にはさっさと上体を起こさなければならないんです。

ってゆーのも、横になり続けると回復が遅くなるので状態を起こし、できるなら立たせると言うことを出来るだけ早くする…と、現代ではなっているようで、とにかくさぁ起きてみて!さぁ立ってみましょうか!

もう気分はクララです。

その時は上体起こすだけでものすごいめまいがして、更に高熱も続いてたんで、とにかく「あ。あかん。これあかんやつ」という気分で、看護士さんに「ちょ…だいぶ無理です」といってすぐさま横になって眠りました。あの時は本当にしんどかったですね〜。当時のクララは立てなかったですw

そしてその眠りの後、看護士さんに「この痛み止めにしてから体調が変になった気がするので、せんせーに言って他の薬に変えてもらってくれませんか?」と打診してみた。

割とあっさり変えてもらった後は、あっとゆー間に熱も下がり続け、平熱に戻ってからは凄まじい回復力で上体もさっさと起こし、クララと言う名のミーもさっさと点滴達を道連れにあっちこっち歩き回ることができましたw

あ。そーそー。まだ寝たきりの時に、島に戻ると言うムッスコと元旦那が再び病室に来た時の事。

ムッスコが手術が終わってミーがまだ意識がない時のことを教えてくれました。

「おかーさんがさ、手術終わって違う部屋に連れて行かれだ時にさ〜お医者さんが『切り取った子宮ご覧になりますか?』みたいなこと言ったからさ『見ます!』って言ったんだけどさ、お医者さんが持ってきてくれたの覗いた瞬間『くっっっっっさ!』って言っちゃった(//∇//)」

「wwwwwwwwwwイヤひでーなおい🤣🤣🤣🤣🤣🤣🤣🤣🤣」

「いやホラ違うんだよ。そーゆー臭いじゃなくて血の臭いがさ〜(血生臭い)」

「🤣🤣🤣🤣いや面白いからいいけどな〜そーなんや〜くさかったんや〜おかーさんもみたかったなー」

ってな事もありつつ彼らは手術が無事終わったミーがまぁ元気なのを確認して島に戻っていきました。

そんなこんなで、クララが…ミーが立ってウロウロし始めるようになって…術後確か5日目くらいにシャワーしてもいいですよ〜と言われたような気がします。

でも、点滴はまだつけたままで点滴を引きずりながらシャワー室まで向かう速度たるや亀よりも遅かったですw

痛み止めを変えてもらってからは順調に回復!

ここで、どんな入院生活を送っている方にも当てはまるんですけども、薬はホンマに人それぞれ副反応も違います‼︎

薬は、例えば痛み止めひとつとっても、強いモノから軽いもの、他にも色んな種類が病院なのであります。

なんかどうも調子が…とか体調が…とかで、検査の結果特に変化とかない場合はドクターにお願いして点滴や投薬を変えてもらうのもアリです!

イラスト屋さんの回し者みたいに、最近全部イラスト屋さんです(//∇//)

どうもなんか薬変えてから変だ(; ・᷄ㅂ・᷅ )ってな時は、我慢しないでドクターに相談するのが体調改善や回復につながります!是非ドクターを信用するしないではなくて、副反応は千差万別という事を念頭に置いておきましょう!


手術後は確か8日ぐらいの入院生活だったような気がします🤔

とはいえ、その間…やはり開腹手術してるわけなのでお腹に力が入るとお腹が裂けんばかりに痛いので、まぁおとなしくしてるんですけどね。なんてゆーか、笑ったらめっちゃ痛いんです。お腹に力が入るし。くしゃみとかね。

そんな折、友達からLINEとか来た瞬間、絶対にワロたらあかんと思えば思うほど、もう別に何も笑かしてきてるわけでもないのに、モーレツにワラけてくるんです( ・᷄ὢ・᷅ )

アレは本当に辛かったwwww

ヒィヒィ言いながらLINEをした記憶が1番鮮明ですwwww 笑ったらあかん縛りって凄いので皆さんも是非(是非いつなにをどーするんやw)

さて、そんなこんなでようやく帰る時、精算を済ませ(私は入院費と手術費用全て込みで8万円でした、申請時の収入などでこの金額は変わります)帰る時はフェリーで帰ったのですが、その時もやはり歩く速度は亀よりも遅かったですwwww

子宮頸癌編の自己紹介は終わって、次は自己紹介~離婚編~から~国際恋愛編~に突入していきますw

誰も聞きたかない‼︎とはいえ、そんな中にもタメになるヒントがびっしりですのでまぁ試しに覗いて見てくださいねwwww

コメント

タイトルとURLをコピーしました